怖い花言葉一覧|贈ってはいけない花

怖い花言葉一覧|贈ってはいけない花

「怖い花言葉」で名前が挙がる花には、資料で裏の取れるものと、どこかで言われているだけのものが混ざっています。このページでは花しるべの花言葉マスター546種から、負の意味を含む花だけを機械で抜き出しました。花言葉は7つの資料を突き合わせ、2本以上で同じ語が確認できたものだけを採っています。怖いと言われながら負の意味が見つからなかった花も、照合表にして分けて載せました。

この記事でわかること

  • 確認できたのは56種: 恋の終わり、別れ、敵意、危険、死の5方向に分かれます。数の少なさ自体が答えです。
  • 「怖い」には2種類ある: 花言葉が負の花と、花言葉は悪くないのに毒や香りで場面が限られる花は別ものです。
  • 怖いと言われるのに見つからない花がある: タマスダレもフリージアも、負の意味は1本も確認できませんでした。名前で検索される21種を照合表にしています。

怖い花言葉が確認できた花は56種

負の意味を持つ花が50種、花言葉ではなく贈る場面が理由の花が6種ありました。

意味の向き 種数 代表的な語
恋が終わる・報われない15種はかない恋・片想い・失恋
別れ・悲しみ・孤独13種別離・忘却・孤独
敵意・不信・復讐17種復讐・報復・悪意・中傷
危険・警戒を名乗る3種危険・警戒・用心
死を連想させる2種不死・不老不死
花言葉ではなく、贈る場面が理由6種毒・香り・散りやすさ

花言葉を公式に認定する機関はありません。だから「怖い花言葉」も、誰かが決めたものではなく、複数の資料に同じ語が載っているかどうかでしか確かめられません。花しるべはその確かめ方だけを揃え、通ったものを載せています。通らなかったものは、通らなかったと書きます。

3列目に明るい意味も並べているのは、負の意味を持つ50種のうち、負の語しか持たない花は5種だけだからです。マリーゴールドやムスカリのように全部が負に振れている花のほうが例外です。花の名前にリンクがあるものは、その花のページで色や本数ごとの意味まで確かめられます。

恋が終わる・報われない(15種)

恋愛の終わりや不確かさを指す語が、この15種に並びます。恋人への贈り物で効いてくる方向です。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
アサガオはかない恋固い絆・愛情毒性あり
アネモネはかない恋・恋の苦しみ・見捨てられた見放された意味に注意
オキナグサ裏切りの恋清純な心・告げられぬ恋・何も求めない—
オミナエシはかない恋美人・親切・約束を守る—
カタクリ嫉妬初恋・寂しさに耐える—
シュウメイギク薄れゆく愛忍耐—
ツキミソウ移り気無言の愛情—
ダリア移り気・不安定華麗・優雅・気品意味に注意
ハス離れゆく愛清らかな心・神聖・休養—
ベゴニア片想い愛の告白・親切・幸福な日々意味に注意
ホテイアオイ恋の悲しみ揺れる心—
ミソハギ愛の悲しみ慈悲—
ラケナリア移り気好奇心・浮気はやめて・持続する愛—
ケマンソウ失恋恋心・あなたについていく・従順—
オシロイバナ恋を疑う内気・臆病—

「はかない恋」「片想い」「移り気」「薄れゆく愛」がこの方向です。オキナグサの「裏切りの恋」、ハスの「離れゆく愛」、ケマンソウの「失恋」、オシロイバナの「恋を疑う」もここに入ります。恋人や配偶者への贈り物では効いてきますが、友人や家族に贈るぶんには問題になりません。愛を伝える側の意味は愛を意味する花言葉にまとめています。

別れ・悲しみ・孤独(13種)

別れそのもの、忘れること、悲しみ、孤独を指す語が、この13種に集まっています。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
イチイ悲しみ高尚・残念—
キンセンカ失望・別れの悲しみ寂しさ・献身—
グラジオラス忘却用心・密会・勝利—
スイートピー別離門出・ほのかな喜び・優しい思い出意味に注意・別れの意味
タンポポ別離愛の神託・神託・真心の愛意味に注意・別れの意味
ハマナス美しい悲しみ悲しくそして美しく・豊かな香り—
ヒヤシンス悲しみを超えた愛スポーツ・ゲーム・遊び—
ブドウ忘却陶酔・思いやり・慈善—
ミヤコワスレ別れしばしの憩い・また会う日まで—
ムスカリ失望・失意—意味に注意
エリカ孤独・寂しさ博愛—
アロエ苦痛・悲嘆健康・万能—
コルチカム私の最良の日々は過ぎ去った危険な美しさ—

スイートピーは「門出」と「別離」を同時に持つ花で、卒業や送別で選ばれるのは前者の意味です。同じ花が場面によって正解にも不正解にもなります。グラジオラスとブドウの「忘却」、キンセンカの「別れの悲しみ」、ムスカリの「失望・失意」、エリカの「孤独・寂しさ」、アロエの「苦痛・悲嘆」もこの方向です。コルチカムの「私の最良の日々は過ぎ去った」は、年齢を重ねた相手に贈ると読み方が変わる語です。

ミヤコワスレ(都忘れ)は「別れ」を持つ一方で、「また会う日まで」「しばしの憩い」も併せ持ちます。別れの花というより、再会を約束する花として読むこともできます。送別に向く花の考え方は別れの花言葉で扱います。

敵意・不信・復讐(17種)

相手の人格に触れる意味で、56種のうちいちばん数が多いのがこの17種です。恋愛以外でも角が立ちます。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
アジサイ移り気・冷淡・冷酷・無情・高慢辛抱強さ意味に注意・お見舞いに使わない
クレマチス策略精神の美・旅人の喜び意味に注意
クローバー復讐私を思って・幸運・約束意味に注意
スイセンうぬぼれ・自己愛—意味に注意・毒性あり
トリカブト復讐騎士道・栄光・人嫌い—
ホウセンカ短気私に触れないで意味に注意
ホオズキ偽り自然美—
マリーゴールド嫉妬・絶望・悲しみ—意味に注意
ラベンダー不信感・疑惑沈黙・私に答えてください・期待意味に注意
アザミ報復独立・厳格・触れないで—
オトギリソウ恨み迷信・秘密—
ロベリア悪意謙遜・いつも愛らしい—
サワギキョウ悪意高貴・特異な才能—
クリスマスローズ中傷慰め・私の不安をやわらげて・追憶—
セツブンソウ人間嫌い気品・光輝・微笑み—
カラスウリ男嫌い誠実・よき便り—
オダマキ愚か決意・必ず手に入れる—

クローバーとトリカブトの「復讐」、クレマチスの「策略」、ホオズキの「偽り」、ラベンダーの「不信感・疑惑」、ホウセンカの「短気」。この方向がいちばん誤解を生みやすい方向です。マリーゴールドとムスカリのように、負の語しか持たない花もここに含まれます。

アザミの「報復」、オトギリソウの「恨み」、ロベリアとサワギキョウの「悪意」、クリスマスローズの「中傷」、セツブンソウの「人間嫌い」、カラスウリの「男嫌い」、オダマキの「愚か」もこの方向です。ただしクリスマスローズは「慰め」、カラスウリは「誠実」「よき便り」も持つので、負の語だけで判断しないでください。

危険・警戒を名乗る(3種)

シャクナゲ、キョウチクトウ、チューベローズの3種は、花言葉そのものに「危険」の語が入っています。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
シャクナゲ危険・警戒威厳・荘厳—
キョウチクトウ注意・危険・用心——
チューベローズ危険な快楽・危険な楽しみ冒険・官能的—

相手を責める語ではないものの、贈り物の意味としては扱いにくい語です。シャクナゲの「警戒」、キョウチクトウの「注意」「用心」は近づく側に注意を促す語で、チューベローズの「危険な快楽」は恋愛の場面で意味が強く出ます。右の列が「—」なのは、この3種の毒性をこのページでは資料で確かめていないためで、毒が無いという意味ではありません。

死を連想させる(2種)

ジンチョウゲの「不死」とハゲイトウの「不老不死」の2種だけで、意外に少ないです。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
ジンチョウゲ不死栄光・不滅・永遠—
ハゲイトウ不老不死——

「不死」は負の語ではありませんが、病気の相手や高齢の相手に贈ると受け取り方が読めないため、この表に残しています。逆に、マスターの突き合わせでは、死を直接指す花言葉は出てきませんでした。スノードロップの「あなたの死を望みます」は、資料の主な花言葉の欄の外に載っている語で、下の「他サイトの一覧によく出る花」で扱います。「死」「呪い」といった語が花言葉として広く紹介されている花もありますが、複数資料での確認は取れていません。黒いバラがその代表例で、事情は黒いバラの花言葉で詳しく扱っています。

花言葉ではなく、贈る場面が理由(6種)

毒・強い香り・散りやすさなど、意味とは別の理由で避けられる花がこの6種です。

花 怖いとされる意味 同じ花のほかの花言葉 贈る前に見るところ
サルスベリ—雄弁・愛嬌・不用意意味に注意
シクラメン—遠慮・気後れ・内気・はにかみお見舞いに使わない
スズラン—再び幸せが訪れる・純粋・純潔・謙遜毒性あり
タマスダレ—汚れなき愛・期待毒性あり
チューリップ—思いやり散りやすい
ユリ—純粋・無垢・威厳香りが強い

スズラン・タマスダレには毒があり、東京都の行政資料が「間違えやすい有毒植物」として挙げています。小さな子どものいる家や、食卓に飾る相手には向きません。タマスダレは、このページに届く検索語でいちばん多いのが「タマスダレ 花言葉 怖い」なので(花しるべのSearch Console、2026年7月4日〜10月1日の90日)、下の「タマスダレ」の項で花言葉と分けて説明します。シクラメンは「死」「苦」の音を含むためお見舞いで避けられ、チューリップは散りやすく、ユリは香りが強いため病室では断られることがあります。サルスベリの「不用意」は意味としては軽いものの、贈答では避けられる語です。

避ける花より、贈ってよい花のほうが数は多いです。

相手と予算を選ぶと、意味の面でも場面の面でも問題のない花に絞れます。→ 贈る相手と予算から花を絞る

見た目と意味の落差が大きい5種

マリーゴールド、ラベンダー、ムスカリ、アジサイ、スイセンは特に注意が要ります。

この5種は、見た目の印象と花言葉の向きが大きく食い違う花です。落差が大きいぶん、あとから調べられたときの印象も大きく振れます。

  • マリーゴールド:資料にある花言葉が「嫉妬」「絶望」「悲しみ」だけで、明るい意味がありません。花壇の定番で見た目が陽気なぶん、落差が最大です
  • ラベンダー:「沈黙」「不信感」「疑惑」を持ちます。香りを楽しむ花ですが、意味は負に振れています
  • ムスカリ:「失望」「失意」。春に咲く球根の花です
  • アジサイ:「移り気」「冷淡」「冷酷」「無情」「高慢」。この一覧で負の語がもっとも多い花です
  • スイセン:「うぬぼれ」「自己愛」。ギリシャ神話のナルキッソスがそのまま意味になっています

アジサイとスイセンは、意味に加えて場面の制約も重なります。アジサイはお見舞いで避けられ、スイセンには毒があります。

怖いと言われながら、負の意味が確認できない花

タマスダレ、フリージア、キンモクセイなど、怖いと言われる花の多くは資料に負の意味がありません。

「花名+花言葉+怖い」で調べられている花のうち、実際に負の意味が出てこないものがあります。ここが一覧の裏側です。検索の多い花は個別の項で、残りは最後の照合表でまとめて確かめられます。

タマスダレ

タマスダレの花言葉は「汚れなき愛」「期待」で、2つの資料が一致し、負の意味はありません。

怖いと言われる理由は花言葉ではなく、毒のほうです。東京都保健医療局の「食品衛生の窓 間違えやすい有毒植物」にタマスダレが挙がっています。上の一覧で「贈る場面が理由」の側に入れているのはこのためで、意味が怖いわけではありません。鉢で贈るときは、小さな子どものいる家かどうかを先に確かめてください。

フリージア

資料にあるのは「親愛の情」「純潔」「あどけなさ」「優雅」で、負の語は1つもありません。

7つの資料のうち5本が一致した花で、そのどれにも負の意味は入っていませんでした。贈り物として避ける理由は、花言葉の面では見当たりません。

キンモクセイ

キンモクセイの花言葉は「謙虚」「気高い人」で、こちらも負の意味はありません。

小さな花なのに遠くまで香ることから「謙虚」が付いた、香り由来の花言葉です。強い香りが苦手な人はいるので、病室や狭い室内では避けたほうが無難ですが、それは意味とは別の話になります。

ヒガンバナ

資料にある花言葉は「情熱」「独立」「あきらめ」「再会」で、死を指す語はありません。

お彼岸の時期に咲き、墓地の周りでよく見かける花なので、不吉な印象を持たれやすい花です。ただしその印象は咲く場所と時期から来たもので、花言葉として「死」「不吉」が資料に載っているわけではありません。負の語として拾えるのは「あきらめ」の1語だけです。

白い花

色の花言葉では白は「尊敬」「純潔」にあたり、色そのものに負の意味はありません。

白い花が弔事を連想させるのは、白菊をはじめとする供花の色として定着しているためで、花言葉の体系とは別の理由です。実際、白いバラは「純潔」「深い尊敬」、白いガーベラは「希望」で、いずれも贈り物向きの意味を持ちます。色から探す場合は白い花を見てください。

名前で「怖い」と検索される花の照合表

怖いと言われることのある花として選んだ21種を7資料で照らすと、負の語が見つかったのはキンギョソウだけでした。

花 資料で一致した花言葉 負の意味
カランコエ幸福を告げる・たくさんの小さな思い出・あなたを守る・おおらかな心なし
ハイビスカス繊細な美・新しい恋なし
ポインセチア祝福・幸運を祈る・私の心は燃えている・清純なし
マーガレット恋占い・真実の愛・信頼なし
ルドベキア正義・公平・あなたを見つめる・正しい選択なし
キンギョソウおしゃべり・でしゃばり・おせっかい・快活でしゃばり・おせっかい(軽い語。一覧には入れていない)
アルストロメリア持続・未来への憧れ・エキゾチックなし
クチナシとても幸せです・喜びを運ぶ・洗練・優雅なし
グロリオサ栄光・華麗・勇敢・頑強なし
デイジー純潔・美人・平和・希望なし
ブーゲンビリア情熱・あなたしか見えない・あなたは魅力に満ちている・魅力なし
ワレモコウ変化・愛慕・もの思い・移ろい行く日々なし
センニチコウ不朽・色あせぬ愛・変わらぬ愛情なし
キク高潔・高貴・高尚なし
スミレ謙虚・誠実・小さな幸せなし
ロウバイ先導・先見・慈しみ・慈愛なし
コチョウラン幸福が飛んでくる・純粋な愛なし
シンビジウム華やかな恋・飾らない心・素朴・高貴な美人なし
ノースポール誠実・高潔・冬の足音なし
ベンジャミン信頼なし
サクラ精神の美・優美な女性なし

キンギョソウは「でしゃばり」「おせっかい」を持ちます(ルコウソウも同じ語を持ちます)。ただ、人柄を軽くからかう語で、恋の終わり・別れ・敵意・危険・死のどれにも当たらないため、上の一覧には入れていません。同じ短い語でも、オダマキの「愚か」は相手に向けると角が立つため、一覧の敵意の側に入れています。

蘭の仲間ではコチョウランとシンビジウムを照らしましたが、どちらも「幸福が飛んでくる」「華やかな恋」のような贈り物向きの語だけでした。ノースポール・ベンジャミン・サクラの3種は花しるべの花言葉マスターに未収録のため、7資料を直接照らして2本以上で一致した語を書いています。

このページのラベルについて

上の一覧は、複数の資料で確認できた花言葉(典拠あり)だけを載せています。花しるべが由来から導いた「花しるべの提案」は、このページには1件も入っていません。負の意味を提案として作ることはしない、と決めているためです。

他サイトの一覧によく出る花を、7資料で照らすと

他サイトの怖い花言葉の一覧によく載る6種のうち、紹介される語が資料2本以上で確認できたのは4種でした。

花 よく紹介される語 7資料で確かめた結果 このページでの扱い
スノードロップあなたの死を望みます花言葉.netが「海外の花言葉」として、HanaPrimeが「怖い花言葉」の節で載せている(2資料)。主な花言葉の欄は6資料とも「希望」「慰め」マスターの花言葉に入っていないため56種に数えない
クロユリ呪い「恋」「呪い」が3資料で一致マスター未収録のため56種に数えない
スグリあなたの不機嫌が私を苦しめる同じ語が2資料で一致マスター未収録のため56種に数えない
ガマズミ私を無視しないで同じ語が2資料で一致。別の1資料は「愛は死より強し」マスター未収録のため56種に数えない
アイビー執着・死んでも離れない3資料が「永遠の愛」「友情」「不滅」「結婚」「誠実」。執着の側の語は、照合した7資料には花言葉として見当たらない一覧に入れない
セキチク怖い意味として名前が挙がる7資料に花言葉の記載がない確かめる材料がないため入れない

クロユリの「呪い」は3本で一致しており、資料の面では一覧に入る条件を満たしています。56種に数えていないのは、花しるべの花言葉マスターにまだ収録していないためで、意味が弱いからではありません。スグリとガマズミも同じ扱いです。

スノードロップの「あなたの死を望みます」も2本の資料に載っています。ただ、どちらも主な花言葉の欄ではなく、海外の花言葉や怖い花言葉として別に紹介している語です。花しるべのマスターは各資料の主な花言葉の欄で突き合わせているため、この語は入っておらず、56種にも数えていません。花言葉-由来は、イギリスの一部の地方でスノードロップが死を象徴する花とされ、贈るとこの意味に取られる場合がある、と説明しています。

アイビーの「執着」「死んでも離れない」は、照合した7資料のどれにも花言葉としては載っていませんでした。ほかの資料にある可能性は残るので、誤りとは言い切れません。ただ、出どころを確かめられない語を理由に贈り物から外す必要はない、というのがこのページの立場です。

それでも贈ってよい場合

怖い花言葉を持つ花でも、次の3つのどれかに当たる場面なら、贈って問題になりません。

意味を理由に選択肢を狭めすぎると、相手の好きな花を外すことになります。判断は次の3つで足ります。

相手が花言葉を気にしない場合

意味を調べない相手であれば、花言葉より見た目と相手の好みを優先して選んで構いません。

花言葉を気にするかどうかは、その人が花を受け取ったときの反応でだいたい分かります。品種名や色を先に話題にする人は、意味より現物を見ている人です。

意味以外の理由で選んでいる場合

相手が好きな花、思い出のある花であれば、花言葉より優先して構いません。

アジサイが好きな人にアジサイを贈らない理由はありません。「移り気」という意味があることを知っていても、その人にとっての意味のほうが強く働きます。誕生日であれば誕生花から選ぶ方法もあります。

意図をカードに書く場合

どの意味で贈ったのかを一行書き添えれば、花言葉の行き違いは起きません。

花言葉は受け取る側がどの資料を見るかで変わります。贈る側はそれを選べません。だから意味に頼らず、言葉で書くのがいちばん確実です。花の選び方全般は花ギフトの選び方にまとめています。

避ける花が決まったら、次は贈る花を決める番です。

相手・予算・場面を選ぶと、意味の面でも場面の面でも通る花に絞れます。→ 花ギフト診断で絞る

この一覧の作り方

花しるべの花言葉マスター546種から、7つの資料で2本以上一致した負の意味を持つ花を機械で抜き出しました。

7つの資料は、花言葉-由来、花言葉.net、HanaPrime、花言葉と誕生花、ブルーミーの誕生花、季節の花300、Wikipedia日本語版です。手順は3つです。第一に、7つの資料を突き合わせ、2本以上で同じ語が確認できた花言葉だけを「典拠あり」としました。第二に、そのうち負の意味にあたる語を含む花を抜き出しました。第三に、花言葉は負でないものの、毒・香り・散りやすさ・お見舞いのタブーで避けられる花を別枠で足しました。

2026年8月31日の公開時は40種でした。10月4日にマスター全体を照らし直したところ、「報復」「恨み」「悪意」「中傷」「失恋」「孤独」「危険」など、最初の抽出で拾えていなかった語を持つ花が16種見つかり、56種にしています。「危険・警戒を名乗る」の項はこのとき新しく立てました。

1本の資料にしか無い語は、たとえ強い意味でも入れていません。花言葉は商業サイトが独自に足すことがあり、1本だけの語は出どころが追えないためです。手で選んで並べ替えていないので、他サイトと顔ぶれや掲載順が一致することもありません。

怖い花言葉のよくある質問

Q. 「絶対に贈ってはいけない花」はありますか。

A. 花言葉を理由に絶対的に禁じられる花はありません。ただし場面で断られる花はあります。お見舞いの鉢植え(「根づく」=寝つく)、毒のある花を小さな子どものいる家へ贈る、香りの強い花を病室へ持ち込む。この3つは意味ではなく実害の話なので、相手の事情を先に確認してください。

Q. サイトによって怖い花言葉の顔ぶれが違うのはなぜですか。

A. 花言葉を認定する機関が無く、資料ごとに載せる語が違うためです。1本の資料にしか無い語まで拾えば一覧は何倍にもなりますが、出どころは追えなくなります。このページは2本以上で一致した語だけに絞っているので、他サイトより数が少なく出ます。

Q. 黄色い花には嫉妬の意味があると聞きました。

A. 色として嫉妬が付くのは黄色のバラとカーネーションで、黄色い花全般ではありません。同じ黄色でもガーベラには「親しみやすさ」しか付いておらず、嫉妬の意味はありません。色の意味は花ごとに確認したほうが確実です。

Q. もらった花に怖い花言葉がありました。どう受け取ればいいですか。

A. 贈った側が花言葉まで見て選んでいるとは限りません。一覧のとおり、負の意味を持つ花の多くは明るい意味も併せ持っています。アジサイなら「辛抱強さ」、ベゴニアなら「幸福な日々」です。どちらの意味で選ばれたかは、贈った人に聞くのがいちばん早い方法です。

Q. 花の名前から意味を調べたいです。

A. 花言葉一覧で花の名前から引けます。伝えたい気持ちが先に決まっている場合は意味から探すのほうが早く見つかります。

Q. タマスダレの花言葉は怖いのですか。

A. 花言葉は「汚れなき愛」「期待」で、怖い意味はありません。怖いと言われるのは毒のある植物だからで、東京都保健医療局が「間違えやすい有毒植物」に挙げています。贈るときは、小さな子どものいる家かどうかを先に確かめてください。

まとめ

怖い花言葉が確認できた花は56種で、うち6種は花言葉ではなく場面が理由でした。

調べる順番は、まず相手との関係を決めることです。恋人なら「恋が終わる」方向、送別なら「別れ」方向、お見舞いなら毒と香りの列。そのうえで表の右2列を見れば、意味と場面の両方を一度に確かめられます。

タマスダレやフリージアのように、怖いと言われながら花言葉に負の意味が無い花もあります。名前で迷ったら、照合表の21種と、他サイトの一覧によく出る6種の表を見てください。

そして怖い花言葉を持つ花でも、相手が好きな花なら贈って構いません。意味の行き違いは、カードに一行書けば起きません。

花の名前が決まっているなら花の名前から花言葉を調べる、ほかの言葉から探すなら意味から探すへどうぞ。

出典

このページの花言葉は、花しるべの花言葉マスター546種から抜き出しました。典拠は次のとおりです。

  • 花言葉-由来 https://hananokotoba.com/
  • 花言葉.net https://hanakotoba.net/
  • HanaPrime 花言葉・誕生花 https://hanaprime.jp/language-flower/
  • 花言葉と誕生花 https://www.language-of-flowers.com/
  • ブルーミー 誕生花 https://bloomeelife.com/presents/birthday/birthflowers/
  • 季節の花300 https://www.hana300.com/
  • Wikipedia日本語版 https://ja.wikipedia.org/

マスター未収録の花(ノースポール・ベンジャミン・サクラ・クロユリ・スグリ・ガマズミ)と、スノードロップ・アイビー・セキチクの照合は、上の7資料を2026年10月4日に直接照らした結果です。

お見舞いで避けられる花は、日比谷花壇「お見舞い・退院祝いに避けたいタブーなお花の種類」と花だより「お見舞いの花〜タブー・最適な花言葉を持った種類」の両方に載っているものだけを採用しました(2026年8月29日確認)。毒のある花は東京都保健医療局「食品衛生の窓 間違えやすい有毒植物」によります(2026年8月29日確認)。

白い花が弔事を連想させる理由、ヒガンバナが不吉とされる理由は、花しるべの見立てです。一次資料による裏づけは取れていません。花言葉の扱いは花しるべ 花言葉編集規程 v03(典拠あり/諸説あり/花しるべの提案/未確認の4区分)によります。